ポリフェノール効能ガイド

ポリフェノールの歴史

フレンチパラドックス

この「フレンチパラドックス」というのは1992年フランスのボルドー大学の科学者セルジュ・レヌー博士によって名づけられた、「赤ワインが健康に良いとする説」のことを意味します。チーズやバターといった乳脂肪、肉類やフォアグラといった動物性脂肪を大量に摂取すると心臓病死亡率が高くなる。

フランスをはじめ、ベルギー、スイスの人たちその数値はアメリカ人に比べて約4倍量のバター、約3倍の豚肉を摂取している。しかし、英国心臓財団による1999年からのデータによると、35~74歳の男性の心臓病の死亡者の割合はアメリカでは10万人あたり115人で、フランスでは10万人あたり83人とフランス人が少なくなっている点に着目した。

その理由を調べた結果、乳脂肪と動物性脂肪の消費量が多いと同時に、日常的に飲まれる赤ワインの消費量も多いことに注目した。赤ワインに豊富に含まれるポリフェノールを普段から飲みつけているため、体内で抗酸化作用が働き、動脈硬化や脳梗塞を防ぐことが出来ていると発見した。

この理論を1991年11月、セルジュ・レヌー博士は米国CBSネットワークのニュース番組60 Minutesに出演した際にこの説を発表した。その後、全世界で空前の赤ワインブームが広がった。

しかし、この説にも異論はあり「ワインの大量摂取により肝疾患で死ぬ人が多く、結果的に心疾患で死ぬ人が少ないだけ」や「アメリカ人に比べて1回の食事量が少ないから」などと考える科学者も存在する。

Copyright (C) ポリフェノール効能ガイド All Rights Reserved.